1 9 9 9 年 1 2 月 2 8 日
旅立ち

rakuda

1999.12.28 成田 晴れ

line.jpg
 平日の早朝6時だというのにあたりは真っ暗だ。駅のホームはサラリーマンでいっぱいだった。昨日まであの中にいた自分、今日は全然別世界の人間になってしまったみたいだ。スーツケースはもう成田に送っているので、これから海外に行くなんて誰にもわからないだろう、たとえ会社の同僚に会ったとしても。これから6:30のリムジンバスに乗らなければならない。
  成田には8時項到着。集合時間の9時までにまだ余裕がある。スーツケ一スを受取り、少しソファーでくつろいだ。
 9時少し前に団体受付口に入る。添乗員Aさんの説明を受けた。9時半に再び集合ということで、2階でコーヒーを飲むことにした。腹は減っているが、今食べてしまうと機内食が食べられなくなるので控えておく。そして両替。中東方面は日本円より米ドルの方が都合がいいとのことで3万円を替えた。チップ用にもっと細かいのが欲しかったが、1ドル札4枚だった。まあ、とりあえずこんなもんでいいかな。

line.jpg
 オランダ航空で成田からアムステルダムまでの飛行時間は約12時間。時差は8時間ある。しかし、予定より1時間早く、現地時間14時過ぎには着いてしまった。そして、乗り替え便の出発は17:45。かなり時間が空いてしまった。同じツアー客の中には買い物の下見をする人たちもいるが、僕は買い物にはあまり興味ないので、トイレで顔を洗ってソファーでくつろぐことにした。長時間の飛行はご老体にはきついのだ(笑)
  オランダ航空の機内ではアイス、クッキーまたはカップ麺のサービスまである。僕は咽が乾いていたので、すかさずアイスをもらった。長時間のフライトだったが、映画はあまり面白くないし、普段の睡眠不足を取り戻すかのようにぐっすり寝るだけだった。
  アンマン行きのKLMに乗り込んだ。アムステルダムまでのとは違い、かなりアラブ人が多い。女性は髮をスカーフで覆い、男性は髭をはやしている。ここでも航行中はほとんと寝てしまっていた。

line.jpg
 アンマンには5時間弱の飛行で到着。ガイドのモハメッドさんと会う。外に出ると、いきなり、空港の建物までアラビックであった。そして、いたるところにアラビア語のわけのわからない文字だらけ。ついにやってきたんだと感じた。外気は皮ジャン着てても少し肌寒さを感じた。更にバスの中は冷房?涼しい風がひざにあたる。添乗員Aさんはスーツケースが壊れた客がいたので、その対応に時間がかかっている。ローカルガイドのモハメッドさんは、以前、日本にいて日本語を勉強したことがあるらしい。その時の先生が、添乗員Aさんで、今回偶然空港で再会したということだ。
 空港からホテルまでは約30分。到着したホテルの豪華なこと。中東っていうからには、ヨーロッパに比べてかなり質素なものを予想していたのだが。明日はネポ山、そして死海浮遊体験、その後ペトラに向かう。

1999.12.29  3:09 at MERIDIEN HOTEL(AMMAN)

次を読む

12/28 | 12/29 | 12/30 | 12/31 | 01/01 | 01/02 | 01/03 | 01/04 | 01/05 | 01/06 | 01/07
中東旅行記トップに戻る